【超重要】効果的な販促には、適切なイメージカラーを！

こんにちは、トリヤマです。

いよいよ夏が近づいてきましたね。暑い季節になると、楽しみはジュースの新製品！　いろいろなフレーバーが出て、毎日のようにコンビニに通ってしまうほど気になります。
味ももちろん気になるのですが、ボクは商品のパッケージも込みで選びます。何よりもパッケージで一番大事なものは色使い！　人の目を惹く色使いって、商品の魅力をアピールするにはとても重要な要素なんです！　なので今回は、商品の販促にとって超重要な「色」についてお伝えします。

【イメージカラーは超重要！】
お客様は一つの商品をお店で見た時、様々な情報を得ます。
例えば「四角い」「尖っている」という形に関する情報や、「価格が安い」「美味しい」「楽しい」「高級感」という形のない情報。その中でも一番お客様に認知されやすいのが「イメージカラー」です。商品の姿形や値段よりも、まず視覚的に「何色なのか」という情報の方が印象強いのです。

例えば、欲しかった商品の情報を忘れてしまったとき、形や値段は忘れても、「赤色だった」という色の情報だけは覚えていることってありませんか？　そのくらい、人間に記憶されやすいのが「色」なのです。そのため、商品や会社のイメージを伝えるために、色が果たす役割はとても大きいのです。

では、どんな配色がどんなイメージを持っているのか？　それを理解していれば、例えば商品の開発や販促の際にイメージカラーで迷うことはなく、お客様にも適切なイメージを持っていただけます。

◆赤系

健康的、力強い、情熱など、元気が出る色です。また、チラシやホームページでは見出しや煽りに使われ、印象付けるための差し色としても使われます。

赤系の色は食欲を増進させるので、食品系のイメージカラーとして使われることが多いです。

◆黄色系

 楽しい、嬉しい、にぎやかであるなど、赤と同じく元気が出る色です。

ただ、赤よりもより解放感がある色で、より注意を惹きつけます。
赤と黄色の中間であるオレンジは食欲を増進させる効果があるため、赤と同じく食品系のイメージカラーとして使われます。某牛丼チェーンやファミリーレストランもオレンジですよね。
また、食べ物をより美味しく見せる効果もあると言われています。コンビニの揚げ物が陳列されている棚をオレンジ色のライトで照らしているのは、そういう効果を狙っているのですね。

◆青系

 知的、清潔、冷静さなど、赤とは対照的に落ち着いた雰囲気の商品によく使用されます。人の心を落ち着かせる効果があり、知的な印象があるため医療品や医療機関のホームページなどは白と青で統一されていることが多いです。

また、青は高級感を感じさせる色でもあります。イギリス王室を象徴する色は「ロイヤルブルー」と言われる青色で、その起源は古代ローマまで遡ると言われています。日本ではプレミアムなビールや缶コーヒーなどが最近では馴染み深いですよね。

◆緑系

 植物や動物など自然のイメージはもちろん、元気、落ち着き、安定などのイメージもあります。そのため、自然食品や健康食品のイメージカラーとして使用されることが多いです。緑が持つ安全感やリラックスの効果が、より商品を安心なものとして身近に感じさせているのです。

いかがでしょうか？　商品のコンセプトを決める際や、販促をする際には、色の効果を意識してイメージカラーを決めましょう。
また、イメージカラーを意識していると、世の中の商品やサービスが、「なるほど」と思う配色で構成されていることが分かります。コンビニに行ってみると、一つ一つの商品を見ることが楽しくなってきますよ。