【必見】知っていると印刷会社とのやりとりがスムーズになる用語集②
公開日:
:
こんにちは!トリヤマです!
前回に引き続き、知っていると印刷会社とのやり取りがスムーズになる用語集をご紹介します!
前回は印刷のスケジュールに関する用語集でしたが、今回は印刷物や製本に関わる用語を独断と偏見でピックアップしました。
今回も頻出単語が目白押しですので、ぜひご覧ください!
前回の記事はコチラ
【必見】知っていると印刷会社とのやりとりがスムーズになる用語集①
よく使われる印刷用語一覧
●トンボ
トンボとは、用紙に記されている目印のことをいいます。
用途は大きく分けて2種類あり、四隅にあるトンボは「角トンボ」といい、用紙を断裁する際の指標にします。角トンボの内側の線でカットします。
中央にある十字のトンボは「センタートンボ」といい、多色刷りの際に色の刷り合わせがズレないようにする目印となります。
なぜトンボというかというと、センタートンボが昆虫のトンボに似ていることに由来します。
●ノンブル
ノンブルとは、ページ番号を表す数字のことです。ページの余白部分に記載されていることが多いですね。
由来は、フランス語で番号を表す「nombre」からきています。
●表1、表2、表3、表4
表紙のどの部分にあたるか、番号を付けたものです。
表紙は「表1」、「表1」の裏面は「表2」、
裏表紙は、「表4」、「表4」の裏面は「表3」と
呼ばれています。
●奥付
「おくづけ」と読みます。書籍の最後に記載されている部分のことです。著者名、発行者名、発行日、発行部数、定価、出版社名、印刷所名…などなど、書籍の情報が明記されています。
●キャプション
写真や図表などに付ける、短い説明文や表題のことをいいます。
●ノド
冊子の綴じ部分を「ノド」と言います。逆に、ペラペラとめくる部分は「小口(こぐち)」と言います。
綴じ方によってはノドが完全に開かないため、ページのデザインに注意が必要です。
詳しくは以下の記事に掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
【必見】こんなに違う!印刷方式の種類と用途まとめ
●台割り
台割りとは、冊子や書籍の「設計図」のようなものです。全体で何ページになるのか、どのページに何が記載されているのかを決める作業となり、それを可視化したものを「台割表」と言います。
お客様の中には、自分でこの台割表を作成する方もいらっしゃいます。
●割付
「わりつけ」と読みます。文字や写真、イラスト、図表をページに配置すること、またはその指示書のことです。
●丁合
「ちょうあい」と読みます。印刷された用紙を、ページ番号順に並べることをいいます。
●乱丁
間違った綴じ方をしたために、ページの順番がおかしくなっていることをいいます。
ちなみに、ページ自体がぬけている状態を「落丁」といいます。
●抜き刷り
書籍の一部を抜き出して印刷することです。例えば数名の著者が関わっている書籍(雑誌や学会の会報誌など)で、記事を書いていただいた部分のみを抜き刷りし、著者へ送付する場合があります。
以上となります。第一回、第二回に分けて印刷用語の説明をしましたが、いかがでしたか?
ページ一つでも、部位によってさまざまな名称に分かれていますし、印刷もたくさんの工程に分かれています。そんな時、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは今回はこのあたりで!
■ 漫画化伝説のピックアップ制作事例をご覧ください
関連記事
-
マンガとイラストの違いって?
こんにちは!トリヤマです。 学生に向けた会社説明資料や、新人教育マニュアル、製
-
せっかくマンガを作るなら、「紙」にもこだわってみませんか?
こんにちは~トリヤマです。 今日は
-
「マンガで読む」系書籍の大ヒットに見る、ライト層向け販促のヒント
こんにちは~しれっとオーストラリアから帰国していたトリヤマです。
-
販促業界最大の展示会「第7回販促EXPO」に出展いたします!
こんにちは、トリヤマです。今年もこの季節がやってまいりました!去年に引き続き、
-
「宣伝」と「販促」は、正反対!
こんにちは。トリヤマです! 漫画化伝説では、「宣伝」と「販促」
-
ネームの次は「下書き」へ
だんだん涼しくなってきましたね。 今年の夏もインドアで過ごし切ってしまいました、トリヤマです。
-
カラフル過ぎは逆効果?印刷物や資料の効果的な配色とは
こんにちは!トリヤマです。 印刷物や資料を作成する際、皆さんは
-
超簡単!どこでもできる効果抜群のリラックス方法
こんにちは、トリヤマです。 2015年の12月から企業でのストレスチェックが義
-
【担当者必見】初めて小冊子をつくる人が知っておきたいポイント【2】
こんにちは、トリヤマです。 &
-
【お悩み相談】上司から「マンガを使った販促企画の立案」を指示されたんですが…【秘伝・販促の極意】
今回は、販促のお悩み相談事例を紹介します。