「マンガで読む」系書籍の大ヒットに見る、ライト層向け販促のヒント

こんにちは～しれっとオーストラリアから帰国していたトリヤマです。

社内では存在感が薄いせいか、お土産を配るまで誰にも気づかれませんでした・・・（笑）

どんどん出てる！「マンガで読む」系の書籍たち！！

さて、オーストラリアでのレポートはまた写真とかを整理してからにするとして、

今ブームになっている「マンガで読む」系の書籍について紹介しようと思います。

「坊ちゃん」や「古事記」などの過去の名作を漫画で読める「名著を漫画で！」シリーズとか、ニーチェやフロイトなど、ケインズなど、哲学者や思想家の著作がマンガでわかりやすく解説されている「まんがで読破！」シリーズ・・・子どものころを振り返ると「まんが・日本の歴史」なども親しみをもって読まれていたように覚えています。そのほか、「マンガで学ぶ」「マンガでわかる」などの枕詞がついている書籍や冊子が多いですね。「まんがでわかる」系のwebマンガに詳しい解説を追加して冊子や書籍にしたりするケースもあるようです。

このブームの発端は「もしドラ」・・・「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」だったのではないでしょうか。（ちなみに「もしドラ」は、漫画ではなく活字ベースで発刊された小説が話題になり、マンガやアニメに発展、大ヒットとなったものです）

そして最近特に話題になっているのは「まんがでわかる７つの習慣」ですかね～。書店などでも目立つ位置にディスプレイされているのをよく見ます。同書の原作は、たしか10年ぐらい前に大きな話題を呼んで以来、ビジネスマンたちのバイブルとしての地位を確固たるものにした、ような記憶・・・

マンガにする＝ライトユーザーを惹きつける強力な販促のツールになる

一連の流れを見ていると、やっぱり私トリヤマとしてはマンガというメディアのパワーに驚かされざるをえないわけです。「漫画化」はここまでセールスにインパクトを与えることができるんだ、って。

こんなにも多くの人たちが、「マンガになった」ということで、あの小難しい学術書を読破する。「マンガになった」ということで、興味はあっても読み進めるまでに至らなかった古典文学に手を伸ばす。「マンガになった」ということで、分厚い原作を読み倒すことなく、楽しみながらエッセンスを理解できる。

これまで「ほんの少し興味はあったけど、手を出すほどではない」というライト層を購入にまで誘導するのに、マンガほど有効な手段はないんだなと実感しています。

「興味さえ持ってもらえれば」「ライトユーザーへのアピールこそが販促の最重要課題！」

そうお考えの方々は是非書店に行って、これらのマンガを一冊でいいので読んでみてください！

きっと、あなたの販促を変えるヒントが眠っているはずです！