展示会で大活躍!読まれる冊子を作る2つのコツ
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こんにちは!トリヤマです。
電子書籍やデジタルブックなど、電子化が進んでるとはいえ、冊子を作る機会は沢山あります。営業ツール、採用ツール、機関誌、フリーペーパーなどなど…。
展示会や採用説明会で大量に配布しても、多くの冊子は他社が配布したものに埋もれ、机の端で埃をかぶってしまいます。
一度読まれればいいほうで、中には全く開かれないまま捨てられてしまう冊子も多いのです。せっかく苦労して作ったのに、開かれないままなんて悲しいですよね。
そこで、今回は冊子を見てもらうため、見た目でインパクトを与えるための、ちょっとしたコツをご紹介いたします。
今後展示会などで冊子作成を担当される方は、ぜひご覧ください!
読まれる冊子にするためのコツその1:サイズを変える
冊子の見た目でインパクトを与える方法として、サイズを一般的なA4やB5の大きさから変えてみる、という方法があります。
たくさんの冊子が手元にある中で、一つだけサイズが違う冊子があると、注意を引くことができます。
例えばこれ。以前当社で作成した採用パンフレットなのですが、20cm×20cmの正方形になっています。B5パンフレットより若干タテが小さいのですが、A4パンフレットやB5のパンフレットと並べると、見た目で注意を引くことができます。
以前当社で取り扱った冊子のサイズを調べてみると、A4サイズが51%、B5サイズが42%、その他のサイズが7%となりました。
これだけA4やB5が普及しているので、その他のサイズが珍しいことがわかりますね。
ただしサイズを大きくしすぎると、受け取った方の荷物になってしまいます。逆に小さくしすぎると他の冊子に埋もれたり、掲載できる情報が少なくなってしまうので、デザインの際には注意が必要です。
読まれる冊子にするためのコツその2:表紙のインパクト
当然と言えば当然ですが、表紙のインパクトが強いと興味を持ってもらうことができます。
例えば高級感を出す方法。金や銀で箔押加工をしたり、エンボス加工という方法で文字を浮き上がらせるなど、見た目も手触りも特徴的になります。
また、時にはあっと意表を突くようなデザインも大事です。
例えばこのヘルス・グラフィックマガジン。医療関係のフリーペーパーなのですが、インパクトは抜群ですよね。公益財団法人日本デザイン振興会が運営する、グッドデザイン賞2015年を受賞し、ニュース番組でも特集されていました。
http://www.g-mark.org/award/describe/43079
医療誌は堅苦しく、文字ばかりというイメージを完全に払拭するようなデザインですね。病気自体に興味はなくても、思わず手に取って見たくなります。
中身もグラフィックを多用しており、とても読みやすくなっています。対処法や予防食の紹介など、真剣に病気と向き合った内容となっているので、いい意味で表紙とのギャップを生んでいます。
以上となります。読まれる冊子にするため、サイズと表紙のデザイン、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこのあたりで!
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