今さら聞けない!間違いやすい文章表現のまとめ:その2
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こんにちは!トリヤマです。
前回に引き続き、「今さら聞けない、間違いやすい文章表現」をまとめました!
平仮名と漢字の使い分けを意外と知らない方もいたのではないでしょうか。
今回も「間違いやすい文章表現」をピックアップしましたので、ご紹介します!
※前回の記事はこちら
今さら聞けない!間違いやすい文章表現まとめその1
間違いやすい文章表現と活用方法のまとめ
1:「くる」と「来る」
「くる」は、「●●をする(した)」「●●という状態になった」ことを示します。
例:食べてくる、泣けてくる、など。
「来る」は、時間や距離が近づいている状態のときに使用します。
例:夜が来る、犬が来る、期限が来る、など。
2:「よく」と「良く」
「よく」は、非常に●●である、とても●●である、のように程度を表す場合に使います。
例:よく食べる、よく起こる、雨がよく降る、など。
「良く」は、物事の良し悪しを表す場合に使用します。英語の「good」と同じ使い方ですね。
例:良くできた、気を良くする、など。
3:「できる」と「出来る」
「できる」の場合は、動詞や副詞として使用される際に使います。
例:勉強ができる、できる限りの、できるだけ、など。
「出来る」の場合は、慣用句のように、語句が成立している場合に使います。
例:出来事、出来高払い、出来損ない、など。
4:「ところ」と「所」
「ところ」は、場所を示す場合「以外」に使われます。
状態や結果を表す場合など、用途は多岐にわたります。
例:寝ようとしたところ、今のところ、訪ねたところ、など。
漢字の「所」は、場所を示す言葉として使われます。
例:遠い所、寒い所にある、など。
5:「いく」と「行く」
「いく」は、物事が進行することを表す際に使用します。
例:寒くなっていく、お金が増えていく、など。
「行く」は目的地に向かうことを表します。
例:会社へ行く、行き先が不明、など。
以上となります。
お客様のマンガの校正作業(誤字脱字や、間違った表現をチェックすること)をするなかで気になる単語をピックアップして、解説いたしました。
この記事を読んで、みなさまの業務に少しでもお役立ちできれば幸いです。
他にも間違いやすい文章表現はあるので、また別の機会に説明したいと思います。
それでは今回はこのあたりで!
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