社員の心の底まで届く「創業物語」作戦

こんにちは～トリヤマです。

今日、創業60周年を迎えようとしている、ある企業の社長様とお会いしてきました。

もともと弊社に冊子印刷の相談をしてくださっていた社長様。

創業60周年を記念し、「創業物語」を冊子にして社員に配りたい、ということをお考えでした。

なるほどなるほど・・・。

実に１時間にわたって、これまでの社長様のチャレンジや挫折、出会い、別れについての重厚なストーリーを拝聴し、「これは冊子じゃ収まらないな・・・」「200ページくらいの、立派な書籍にできそう！」などと思いながらも、ぬぐえない不安がわいてくるのでした。

「でもこれって、配られた社員さん読んでくれるかな？」

そんなに分厚い、文字と写真だけの冊子もとい書籍を、はたして社員は読むのだろうか。よほど愛社精神の強い社員でないと読破しないのでは、と、無礼を承知で伝えさせていただきました。

社員の帰属意識を高めてもらうための社内広報ツールなのに、もともと愛社精神の強い社員しか読んでくれないのでは、意味がありません。

というわけで、ここはやっぱりマンガの出番！

若き日の社長をイケメン風に仕上げ、当時の貴重な資料や製品写真はマンガの中にそのまま登場させつつ、さらにお客さんとの出会いや他の役員との紆余曲折などなどを描き切る。

社長様も、二つ返事でOKしてくださいました！

年内の納品を目指して、これから社長様を徹底的にインタビューし、マンガのアイデアを膨らませていく段階に移ります。どんなエピソードが出てくるのか、楽しみです～！